下の句 - とある友人のはなし

短歌は五・七・五・七・七の三一音からなる日本の伝統的な詩形の一つだ。

これを上の句(五七五)と下の句(七七)に分けてそれぞれ別人が詠む『連歌』という遊戯がある。

 

先日、友人がブログに僕のことを書いてくれた。

そこには『彼の目に映る僕』がありのまま綴られていた。多くを語らない彼が文字にしたその言葉には、新鮮さや多少のくすぐったさがあった。

読み終えて何かお返しをしようと思い立ち、今このブログを書いている。

彼の流麗な文章の下の句に相応しいかはわからないが、僕の中にある彼を素直に表せればと思う。

 

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僕と彼は似ている。

もしかしたら彼はそう思っていないかもしれないが、僕はそう思っている。

 

彼は正直だ。自分の意見はハッキリ言うし、思いのままに行動しているだろう。彼が発する言葉、彼がする行動、その1つ1つにおそらく遠慮は無い。だがそこには間違いなく思いやりがある。

人との接し方、正しい距離感を理解しているのだろう。だから人を傷つけないギリギリをわかっている。

 

一方僕も正直な人間で、自分がやりたいことをやって過ごしている(今まさに大学の課題をやらずにこのブログを書いているわけだが…)

『やりたくないことは最低限やってあれば良いだろ』というスタンスである。おそらく彼もそうだろう。違ったら言ってくれ()

 

正直な人間というのは悩みを抱えにくいものだ。

普段からやりたいことをやり、言いたいことを言っているので、不満やストレスを溜め込みづらい。

実際、僕も彼もこれといった悩みは無いのではなかろうか。こんなご時世、この先の生活が約束されているわけでもないのにお気楽なものだと思う。でもそんなものだろう(適当)

 

ここまで好き勝手に書いてきたわけだが、今回またブログを書くきっかけを与えてくれた友人に感謝申し上げたい。またうちに来てくれ。

これを機に、自分のことをブログに書くようにしてみようかなと思ったり思わなかったりではあるが、今後とも気分屋の僕をどうぞよろしく。それではまた次回お会いしましょう。

 

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